アパルトヘイトと差別と私
学生時代
世界史は全然興味が持てなくて
4回目の追試で
先生に答えを教えてもらって
何とか留年せずに
卒業できた私やけど
旅に出て
現地の人に出会い
ライフスタイルや
考え方やら
色々興味を持って
接すると
今まで知らなかった
各国の歴史を知る事も多い
私が勉強してなかったから
知らなかった事もあるやろうし
日本の学校では
勉強しない事もあるやろうし
同じ出来事でも
どこの国や立場や状況からの
〝真実〟を学ぶかによって
だいぶ印象は違う
ここ、南アフリカで学び直した
アパルトヘイトに関しては…
私が単に
勉強をサボってただけやろな
人種隔離政策
人種によって
住む場所も
学校も
座るベンチも
使うトイレも
ぜーんぶ分けられる
白人さんが優遇されて
黒人さんはその逆で
差別やん
人種によって
就ける職業も
お給料も
10倍以上違ったみたいやし
色んな人種や混血がいる中
どーやって
白人
カラード
(アジア・インド等白人でも黒人でもない人種)
黒人
の線引きをしたかとゆうと
・基準になるスキンカラーの表と比べて
明るいか暗いか
・テーブルマナーは知っているか
(白人なら知っている仮定)
・髪の毛の間にペンを刺して滑り落ちるかどうか
(黒人の髪質だとペンは滑り落ちない仮定)
などなど
チェック項目がいくつもあって
ポイント合計により
人種分けされていたとゆう
親子や兄弟でも
この基準によって
別々のカテゴリーに
分けられ
一緒に生活ができない事も
あったとゆう
いい大人が
ホントにそんな事で
人種を分けて差別していたの⁈
そしてみんなそれに従ってたの⁈
しかも割と最近の出来事
1948-1944
信じられない…
でも信じられないような出来事が
世界の色んなところで
起こっているのを
たくさん知ってきた
差別ってなんやろ
黒人さんは
歴史的にも
差別されてきた様な
イメージを今まで持っていたけど
アフリカの人から
アジア人差別を感じた事もあるし
アフリカの人同士でも
優劣をつける様な
考え方を持ってる人もいた
人間は
自分と違うものや考え方を
怖いと思ったり
仲間外れにしたいもの
なんやろうか
そうゆう私も
差別心なんてないと
思っていたけど
初めてアフリカに来た時
周りがみんな黒人さんで
怖いと思った
日本にいる時だって
スタイルの良い人や
綺麗な人
才能豊かに輝いている人と
自分を比べて
劣等感を感じていた事もある
全部個性なだけなのに
自分と違うだけなのに
みんな違って
それで良いはずやのに
世間のイメージや
自分が勝手につくった
基準で
優れているとか
劣っているとか
色々ジャッジして
安心したり
苦しくなったり
してる
変なの
もっとシンプルに
生きられるはずやのに
色んな国で
色んな人に出会って
色んな経験を重ねて
少しづつやけど
今までの
自分の価値観の枠に
気付いたり
それを取り払ったり
何が大切か再確認したり
そうしていく中で
〝あなたもOK〟
〝私もOK〝
と改めて思うように
なってきてるように感じる
でも更に思うのが
協調性とゆうか
〝みんなと一緒〟
に合わせる安心感よりも
〝我がまま〟
で居たい自分にも
気付いて
あなたも
私も
〝我がまま〟
それをお互い
尊重できる関係の中で
共存していきたいと
思うのでした
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